2012年2月に渋谷パルコミュージアムで開催された、初となる展覧会「思いを伝えるということ」展の作品、インスタレーションなどを収録した、大宮エリー初の作品集です。 “思いを伝える”という行動から喚起される「心細さ」「高揚感」「切なさ」「感動」など1つの状態を、本展覧会のためにオリジナルで造作したインタラクティブなインスタレーションと、それを包み込むような書き下ろしのショートストーリーにより構成されている展示の、各インスタレーションごとの解説を、3人の写真家による会場風景写真とともに収録。作品が生まれたエピソードや、渋谷パルコの感想ツイッター、詩人・谷川俊太郎氏との「思いを伝えるということ」についての対談も収録しています。 ツイッターなどで大反響を呼び、渋谷パルコ1万人以上を動員し、「地方にも来て欲しい! 」という熱望に応え、全国を巡回中の展示にいたるまでの大宮エリーの思いをたどります。 もう一度家で味わいたい人へ もっと知りたい人へ 時々この世界に戻って来たい人へ 忘れたくない人へ いつまでも浸りたい人へ どうしても来れなかった人へ 捧げます ̶ 大宮エリー
目次
プロローグ
心の箱
心細い平均代
ドアと鍵
届かなかった思い
孤独の電話ボックス
言葉のプレパラート
離陸
1日の終わり
エピローグ
谷川俊太郎×大宮エリー対談
単行本(ソフトカバー)
サイズ A5判
ページ数 173p
販売価格 2000円(税込)









