■会期:2024年11月15日(金)〜12月8日(日)
■時間:9:00〜16:30
■会場:妙心寺山内桂春院
(〒616-8036 京都府京都市右京区花園寺ノ中町11)
■入場料:500円(妙心寺山内桂春院の拝観料)

重要文化財 狩野山雪の襖絵

<大宮メッセージ>
お寺でエリーさんのリゾートの絵があると素敵だなと思って
と桂春院さんにお声がけいただきました。
エリーさんのリゾートの絵が好き、と言っていただいて
うれしくてぜひと言ったのですが、引き受けてからはたと考えました。
一体、お寺でリゾートって?いいの?
そもそもリゾートって?と。 悩んでいた折、
海外有名リゾートホテルの支配人をしていた友人が
こう教えてくれたのです。
「リゾートは、”re sort”
つまり、整えなおすということ。リセットはゼロにして
すぐスタートしなければいけませんが、リソートは
整えなおす、猶予がある。
私たちは、そんな時間を提供してきた」
なるほどと。思えば桂春院さんは、臨済宗の禅寺でもあり
まさしく心身ともに整える場所でもあります。
とてもこの流れは合致するのではと思いました。
ああいいなぁ、たのしいなぁ。お寺でアートを見て、ボケーっとしてもらい
何か、ととのえなおしていただくような展覧会をしようと
確信を得ました。
「桂春院さんにある狩野山雪の襖絵も、
当時の桃源郷を描いた、つまりある意味リゾートだよね」
という話をまたたまたま先輩から伺い、
ああ、何かこれは、一つの方向に向かっているなあと
思ったわけです。
襖は24枚使います。
そこに私の思う、リゾート、心の中の桃源郷を
描きます。
襖絵は初挑戦です。
また、素晴らしい、緑の豊かな、秋には紅葉の美しいお庭には
陶芸作品を展示します。京都の土でと思い、宇治にある朝日焼さんに
通わせていただき、魔除けの埴輪、導きの賢人、悟りの聖人など個性的なオブジェ
を発表します。茶室では、朝日焼の美しい淡い色合いでリゾートを表現する
独特なお茶が立てにくい茶碗も発表します。

大宮エリーの展覧会「桃源郷を見つけに行こう〜お寺でresort〜」
11月15日から12月8日@妙心寺山内桂春院